冷凍食品 冷凍鮮魚輸送 オー・エス・ライン株式会社

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オー・エス・ラインTOPICS

気は優しくて力持ち

2024.10.31

弟分のチワワにまたもや試練が訪れました。

毎朝450分に起こしに来てくれる我が家のヤングマンですが、その日は6時を過ぎても起きてこない・・というよりは、立とうとしても後ろ足に力がはいらず崩れてしまい起き上がることができない。

飲まず食わず、トイレにも行けず。

開業時間目がけて病院に向かいながら電話をかけて「予約はしていませんが今朝こういう症状で、実は今病院に向かっているところです。」と伝えると「合間の時間で診察しますのでそのまま来てください。」と言っていただき、少々時間はかかりましたが無事診察してもらうことができました。

血液検査とレントゲンだけでは炎症数値が異常に高いことしかわからず、追加の血液検査とエコーを撮ってもらい、ようやく胃腸炎という診断が下り、点滴投薬等の処置をしてもらい、翌日には自力でトイレにも行けるまでに回復しました。


診察料金はかかりましたが、心配性の私には検査に検査を重ね的確に原因をつきとめてもらえる安心感が有難く、普段予約していても待ち時間が長いことも、予約なしでお世話になる側の立場になって理解することができました。


胃腸炎程度ならば高い検査をしなくても経験値から症状を見てわかるんじゃないの?
という考え方もあるでしょうし、検査代=安心料という私のような飼い主もいるので、ある人にとって短所になるところがある人には長所であり、また逆もありきで、善意に基づく仕事であっても、企業・顧客それぞれに何を優先するかによって「良い」の基準や評価が異なることを改めて実感しました。


荷主様と運送会社との関係も似たところがあります。

早い、安い、確実。
もちろんそれが目指すところではありますが、早くお届けするためには高速道路を使用し、休日や時間外にかかることもあり、それらの経費は運賃へ価格転嫁せざるを得ないため、「早い」と「安い」の相性はよろしくないことが多い。


運賃はかかるけれどお急ぎの場合、リードタイムは多少調整できるのでとにかくお安くという場合、荷主様のその時々の優先事項に合わせて臨機応変に対応できる企業でありたいと思います。


ちなみに弊社は関東地場の経験が多く、トレーラー、10t車を所有している会社です。
「大口の冷凍食品を関東から関東へ」これが最も得意とするところです。
東京―大阪間の長距離、大阪―東海地区への走行も毎日行っております。
逆に小口は大型車両ではコストがかかりすぎるため、自社便ではなく小口を得意とする協力会社様に委託しており、自社便としては不得手とするところ。


そんな図体のでかい小回りの利かないラインナップでありますが、気は優しくて力持ち。
そんなアナタにこそこの大量な商品をお願いしたいのよ。という荷主様、ご依頼をお待ちしております。

大きなものも、小さきものも

2024.10.03

ロングコートチワワを2匹飼っています。
もうすぐ5歳と1歳になりたてのどちらも男の子です。


先日娘が一人で散歩に連れて行ったときのこと。

同じくお散歩中の大型犬とすれ違う際に、お座りして道を譲ってくれたので一礼して通り過ぎようとした瞬間、その子が子犬の方に向かってきたそうです。
大型犬の飼い主はリードを引き寄せていたけれど犬の力の方が強く、娘は子犬を抱きかかえようとしたけれど大型犬の陰になって姿が見えず・・とにかくリードの手ごたえを頼りに大型犬と子犬の間と思われるところに体を滑り込ませ、事なきを確認した後お互いに「申し訳ありません」と頭を下げて別れてきた。
だから結果としては無事だったのだけど、音楽を聴きながら散歩していて、自分の不注意で子犬に怖い思いをさせてしまい申し訳ないことをした・・と、大泣きしながら帰ってきました。


単に犬を飼っています。ではなく、その中でも超小型に分類される犬種の飼い主として、小さいからこそ配慮しなければいけないことがあること、それが完全には行き届いていなかったこと、に気づき行動を見直す機会になりました。

体格差のある犬や車が近くにいる時は通行する、静止するどちらであっても抱きかかえる。
一方で、小さいからと慢心せず人に危害を加えることのないよう道路状況に意識を向ける。

そのためには、スマホを操作したり音楽を聴いたりしながらではなく、お散歩中は犬に集中。

車の運転も然り。
大型トラックも普通乗用車もバイクも自転車も歩行者も・・様々なサイズの「動くもの」が同じ道路を使用します。
当社で使用している大型車は大きいが故に接触すると加害、被害ともに度合いが大きくなります。
小さきものを巻き添えにしないよう「小さきものが死角にいるかもしれない、想定外の動きをするかもしれない」加害者にならないための防御運転。


小さき自転車や歩行者は、できる限り大きな乗物の側を通らない、大きなものが自分の存在に気づかず近づいてくるかも知れない、という意識を持ち、想定できるリスクから遠ざかる選択を。

信号待ちをするときは道の先端には立たず、できるだけ車道から離れた場所に立つこともそうですね。

そして、大きなものも小さきものも、道路状況に集中することは必須です。

ショックも大きいですがヒヤリハットは大事に至る前の気づきの機会。

自分の身を守ることは相手を守ることにもつながります。
被害者にも加害者にもならないよう、歩行者であるときもハンドルを握るときもしっかりと身を守っていきましょう。


この夏の学び

2024.08.29

先日、20年程前に同じ部署で働いていた上司の方々とお会いする機会がありました。

先行く皆さんがそれぞれ元気に幸せに過ごしておられる生活ぶりをお聞きし、自分もその年齢に追いつく頃にはこのような姿でありたいなという目標ができ、自分自身何をしたわけでもないのに、もうワクワクして帰宅しました。


そんな70代の方のメンターは、91歳のゴルフ仲間。
いかなる天候であろうといつも楽しげにプレーされる姿を見て、経験そのものを楽しもうとする気持ちとフットワークの軽さに背筋の伸びる思いがするのだと。
そしてその話を聞くだけでさらに背筋が伸びる50歳笑



生物の仕組み上、肉体も脳も経年劣化していくわけですが、その時々の自分の状態に合わせて少し工夫やシフトチェンジをしながら、抗わず無理をせず、変化していく自分を楽しみながら日々を過ごす。
その姿が周囲の人に生きる希望と勇気を与えるのですから、もう一見ネガティブに感じるようなことであっても変化のチャンスと捉えたり、見る角度を変えたりしながら良きことを見いだし幸せに生きない手はありません。

受験勉強そっちのけで好きなことばかりしている中3生には「遊ぶ前に宿題を済ませなさい!優先順位を考えなさい!」と叱り飛ばしてしまう夏休みでしたが(やいやい言わないという震えるほどの我慢は追いつかず)、自分よりご年配の方が楽しむ姿が正義であれば、ヤングマンだって同じでなければ不公平。
若干14歳にして既に24時間では足りないくらい好きなことと出会えているとは、なんと人生上手なことか。親として喜ばしきこと、叱っている場合ではない(?)。


と、心がけを新たに、人生の大先輩からもヤングからも学ぶことの多い夏でした。

皆様も好きなこと、良きことをたくさん見つけて幸せな人生を送りましょう。

良き1日をお過ごしください

2024.07.09

先日受講した事故防止セミナーにて、
交通量総量に対する人身事故が起こる割合はおよそ16万走行につき1回、無事に走行を終えることができる確率が意外に高いことを知りました。


とはいえ限りなくゼロに近づけるための工夫や策を講じることは勿論必要であり、当社でも社内の事故やヒヤリハット事例の情報共有やヒヤリングなどを行っておりますが、視点を変えると確かに無事に運転を終了できた走行の方がはるかに多いこと、何も起こらなかった日=事故を起こさず無事であった日であること、そんな「事故を起こさない」ための工夫や事例にも目を向けて運転手さんから聞き取りをし、良い取り組みはどんどん社内で共有して実行してくださいね。という前向きで素敵な考え方を学ぶことができました。

この考え方、運転に限らず日常生活においても同様で
毎日は「事故やトラブルのない(あっても取返しのつく)無事な状態」の連続であり、もう何事もない日々そのものが最上級の良きことであること。と意識を変えるだけでなんと恵まれた人生であることか。

およよ、ということが重なる日もありますが、今日も大きな(手に負えないほどの)問題が生じず無事に帰宅できたならばそれは「良き1日」。

そう簡単に気持ちの切り替えができないこともありますが、「何か良いことないかな?」の前に、既に良き1日が目の前にあることに感謝しながら生きて行きたいものです。

最近のポンコツ事情 その2

2024.06.17

5月は個人的緊急事態が相次ぎ、怒涛のように日々が過ぎて行きました。

そしてそのほぼ1か月間の記憶がぽっこりと抜けているという事に気づいて驚愕しております。

「人は忘れる力があるからこそ、気持ちを引きずらずに生きて行けるのだ。」というお話はよく耳にしますが、気持ちを引きずらないにも程があるくらい清々しく記憶を失っております。

精神的苦痛を和らげるための忘れる力なのか、ただ単に物忘れなのか・・


ずっと「少しでも前へ」の気持ちで生きて参りましたが、これからは前に進むことだけでなく、時には足踏みをしながら、他人様に迷惑をかけないよう細心の注意を払いつつ、経年劣化していく自分との付き合い方、楽しみ方も模索していこうと思います。