優しい言葉
2024.01.12
新年もあっという間に月半ばとなりました。
色々なことが起こり、当たり前ではない日常を改めて振り返るとともに、これからのこと、まさに「どう生きるのか」について、家族でたくさん会話をした年始まりでした。
年末年始の休暇中、娘が保育園の年長さんクラスの職業体験でもらって帰ってきた可愛らしい字のお手紙を読んでいる中で、「せんせい、おべんきょうじょうずになってね」という一文にいたく感動してしまいました。
お手紙の文末や話の終わりなどに、無意識に「お勉強がんばってね。」「お仕事がんばってね。」と締めくくることがあると思いますが、時として「がんばる」という言葉が果てしないと感じることはありませんか。
今も頑張っている気はするけれど100%かと問われたら足りていない気もする。
もっと頑張っているであろう人もたくさんいるのに・・と息苦しくなる。
人に言われると尚更その期待に応えなければならない。
頑張ることをいつやめて良いかもわからない。
そんな、逃げ場のない気持ちになることが私は割とあります。
一方で「上手になってね」という言葉からは、今よりも少しでもできることが増えたら「少なくとも昨日の自分よりは上手になった!」と自分の努力を素直に受け入れることができ、いったん手をとめて深呼吸できそうな。
あなたのペースでより良くなりますように。と、遠くから優しく応援してくれているような。
そんな優しい余白を与える言葉だなと、とても救われた気持ちになりました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。