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今更ですが・・・

先日、ラジオを聴いていて福島原発事故の最終処分場を双葉町に作った方がよいの討論みたいなのをやってました。
その時に、県外の若い人が、「もう帰って来れないのだったら、最終処分場を受け入れてもいいんじゃないか?」とお話ししていました。
そのラジオの最後に、双葉町の役場の方に色々な意見の感想を聞いたときに、「双葉町の方々が何か悪いことをしたのでしょうか?なぜ私たちがこのような目に・・・」とお話しされてました。

それを聞いたときに、まあ災害って自然な事なので日頃の行いの部分の要素はそんなにないのになあと、自分自身少し冷めた感じではありました。

ただ、頭の片隅に残っていたので、週末に福島県の双葉町まで行ってみる事にしました。

高速道路を降りると一面なにも無く、走っても走っても何もなく・・・

集落があるような場所では、歩行・自転車は禁止で車で通過しないとダメと書いてあり、草木で生い茂った少しきれいな生活感の無い家の前には各々鉄製のバリケードが設置されていました。

そんな中を走っていると、原子力災害伝承館という看板があったので、中に入ってみました。

中にはこんな感じで東日本大震災の凄さを残しておく展示がありました。
とはいえ、主にあったのは、原発事故に関して・・・でした。
原子力発電所の仕組みや、なぜ起こったのか?
そんな展示が多くありました。
結局は「人災なんですね」ということもわかりました。原子力発電所の中枢部は5重の安全性を担保するような形をとられていて、安全と言われたらそうなのですが、その他のどうでも良いと思えるような機器の設置が、安全な場所に無かった・・・そんな感じですね。
薄々、「もしこうなったら・・・」危ないなあとは思っていたようですが、そこは見えなかったことにした結果のようでした。

これって、「前提条件として」、ここが安全だけど、ここがダメだったら・・・そんな感じで考えていけば、修正できたんでしょうけど、前提条件が防波堤以上の津波は来ない・・・という所から始まっているのがダメだったのでしょうね。

交通事故でもそうですが、「前提条件として」はいわゆる「だろう運転」に近い考え方なんじゃないかと。

大丈夫だろう。車は来ないだろう。避けてくれるだろう。

車の場合は接触事故、最悪は人身事故にもなりますが、原子力発電所の場合、放射能漏れという最悪の結果になったということですね。


運転をする場合の「前提条件」は「自分以外の車両や人は、予想外の動きをする」それが一番必要な事なのかなと・・・

それでも事故っておきますから、本当に大変です。