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自分は事故を起こさないと思っている方々へ

~“プロの危機管理”をもう一度見直そう~

はじめに:事故は“ベテラン”にも起きる

運転歴が長い=安全、とは限りません。

油断・過信・慣れが事故を招くことがあります。

特に「自分は大丈夫」と思っている時こそ、危ない瞬間が隠れています。

実際の事故例(ベテランドライバー)

10年以上の経験を持つドライバーが直進中、対向車が突然右折。

咄嗟に歩道へハンドルを切り、歩道に乗り上げてしまう事故が発生。

もらい事故に見えても、常に『かも知れない』を考えていれば、別の対応もあったかもしれません。

“もらい事故”でも防げる可能性

完全な被害者であっても、防げるチャンスがあったか?

相手のミスに備える『かも知れない運転』が本当のプロの判断です。

【かもしれない運転とは?】

・歩行者が飛び出してくるかもしれない

・対向車が急に右折してくるかもしれない

・構内でフォークリフトが出てくるかもしれない

そんな“かも”を考えながら運転することが、安全運転の基本です。

プロドライバーの本当の技術とは

スムーズに走るだけがプロではありません。

他人のミスまで想定して、自分と周囲を守れること。

『安全運転』は、技術と意識の両方が必要です。

明日から使える5つの意識ポイント

1. 見えない場所に“何かがあるかも”と予測する

2. かもしれない運転を常に心がける

3. 他人の運転ミスも想定に入れる

4. 焦らず、落ち着いて判断する

5. 今日も無事に帰ると意識して乗る

最後に:事故を防ぐのは“運”ではなく“意識”

「今まで事故がなかったから、自分は大丈夫。」

その考え方が最も危険です。

事故を防ぐためには、毎日の運転で『安全を意識する』ことが必要です。

もし運だけで無事故を続けているなら、いつかその“運”は尽きてしまうかもしれません。

今日も明日も、安全に帰ってきてください。