スカニア指数

今朝の新聞記事で・・・
「カローラ価格指数」ってあるんですね。
カローラの価格を平均年収で割ったものみたいです。
1982年には0.27だったものが、1987年には0.33、2019年には0.55だそうです。
これだけ見ると、えー、カローラの値段がただ高くなっただけじゃん・・・と思うのですが、日本のカローラの平均価格はほぼ横ばいらしいです(うそやろ?)
で・・・アメリカのカローラ指数は2019年で0.3らしく・・・
なおかつ、アメリカでカローラの価格も2割程度上昇しているらしく、同時に平均年収も2割程度上昇しているらしいです。
なるほどなあ・・・
なんとなくイメージでは、車の値段が上がったなあと思う部分もあるのですが、そうでもなかったのですね・・・
何が言いたいのか?というと、日本は賃金が上がってませんよーという事。
以前、これとは別に、世界のアンケート「いつも買っているものが値上がりした時の消費者の行動」を見たことがあるのですが、アメリカやヨーロッパ諸国では「いつもと同じ店で購入する」という回答が圧倒的に多かったのですが、日本だけ「安いものを探して別の店を探す」といった回答が上位に来ていたのを思い出しました。
これが悪い悪くないは別として、この国民性が品質が良くて安い製品を世の中に出そう!といったような原動力になり、ここまで世界での存在感を得ることが出来たと思うのです。
ただ、どこかで転換点はあったはずなんですけど、それを見過ごしてしまった・・・のも国民性なんでしょうね・・・と。
見過ごすというか、成功体験に浸ってしまった・・・「アハ体験」みたいな感じ(笑)
それが成功体験と言って良いのか…
茹でガエルとはよく言ったもので、今言われている日本の賃金の問題はそこら辺にあるんだろうなぁと。。
とはいえ、変化のない世の中はありえないので、どこかでまた何かが変わってくると思っています。
何が変わってくるのかはわかりませんが・・・
(僕ごときで分かれば日本はもっと良くなっている・・・ということで)
とりあえず、少し前のスカニアで…