横転事故の画像

パソコンの中身を整理していたら、こんな写真が出てきました。
約6年前の事故です。
納品までに時間があったので、名古屋~東京間を高速代を浮かそうと一般道を走行していて、箱根の頂上で道を間違えたらしく、急な坂を下る際に速度が出てからギアを下げようとしたのか、ギアが入らずにカーブで横転した・・・そんな記憶があります。
車通りの少ない山の中だったので、交通にも支障がなく、横転したトラックも横にそのままドカンと横転したようで、荷物の散乱もなく、レッカーで何事も無かったように大阪まで引っ張って帰ってきました。
その時に荷物は見た感じではなにも無かったのですが、お客さんの意向で廃棄となったような気がします。(海事検定さんが保険の見積もりに来た時にどこが悪いの??と少し保険がおりない感じにまでなった・・・それくらい商品には解凍もなく普通でした(冷凍機は作動できたので))
なんとなく、この写真のインパクトと内容があわない感じですが、それは運転手さんもガードレールなどの周りへのダメージもほぼなく、たまたま広いところで横転したので、緩く書いていますが、これが山道で、谷底にでも落ちてみてください・・・後処理がゾッとします。
谷底に落ちて、運転手さんまたは、そこに巻き込まれた方がいての死亡事故なんてなっていたら・・・
そう考えると、今でもトラウマで、動態管理画面を見ていて、運転手さんが箱根辺りに向いて走っているだけで、「まじか?」となります。(もちろん新人の方の場合は、走行中でも電話で注意します。)
やはり、運転手さんは色々な知識をお持ちだと思うのですが、このような実際の事故処理の知識や経験はお持ちの方は少ないと思うんです。
なので、「こんなの大丈夫だろう」とか「まだいける」というような気持ちで運転するのは極力控えていただけたらなあと思うのです。
本当に、物理的に止まれないものは止まれませんし、曲がれないものは曲がれずに横転・逸脱するのです。
その経験をしたよ・・・と言うのであれば、それは「大きな事故を起こしたよ」と自慢しているようなものなので、良くはないです。
事故の経験値は、警察などの処理をした方々でしか積み重なっていきません。
なので、このように走れば安全運転ですよ。というのは、警察が一番よく理解していると考えて、交通法規を遵守していただければと思います。
もちろん、画像のトラックは廃車です。運転手さんも、この後、ドライバーを辞めると退職されました。