https://diamond.jp/articles/-/218222
今朝、「ヤマトがアマゾン向け運賃を値下げ!2年前の値上げから一転の事情」という記事が目に入りました。
ヤマトが値上げをしたことによって、赤字決算を余儀なくされている旨の記事です。
そうなのか・・・と思う反面、そうだろうなと思う部分もあります。
基本的に、私達運送会社は荷主さんの荷物を運ぶことによって成り立っているのです。
ここ数年の世の中の流れから、運賃値上げというのは致し方が無い要素もありますので、値上げが悪い訳ではないと思います。
特に、私の会社のような、ただ荷物を右から左に移動するだけの会社ではなく、ヤマト運輸のようにしっかりとした仕組みを作った会社なら尚更です。
私自身、ヤマト運輸なら全国のサービス網があればこの値上げも受け入れるんだろうな・・・と思っていたのですが、やはり荷主さんは動いていたのですね。。
しかしながら、そのサービスさえも超えてくるものがあるのですよね。
運送という業種は、とにかく荷物を右から左に動かせば良いので・・・。
まあ、荷主さんにもよりますが荷主さんもしっかりと考えるということなのです。
といいつつ、私の会社も適正な運賃(協力会社の値上げに応じるものが多いのですが・・・)をお客様に提示する場合がここ数年多かったです。
が、この状況(値上げの受け入れ)がいつまでも続くなんて思っていないのも確かです。
だって、自分が荷主さんの立場なら絶対にいろいろと考えるからです。
まあ、立場という分野の原理原則があるとすれば、当たり前のことと言えば当たり前のことなのかも知れません。
荷主関係、雇用関係で、今いろいろな問題がありますが、最終的には原理原則に戻っていくのかも知れません。
運送会社の原理原則
1:事故をしない。
これは本当に一番大切な事で、交通事故・接触事故なんでもそうですが、事故をするのは周りに迷惑を掛けることなので絶対にダメ。
2:お客様はあくまでお客様
どんなお客様であっても、お金をいただいて、そのお金で給料・車両の購入をしている以上、お客様にダメも良いもないと思います。
まあ、赤字続きの仕事を依頼するお客様はお客様とは言い難い部分ですが、それをなんとか我々で黒字に変換してみせる仕組みを作るのも大事なことだと思います。
なので、お客様をバカにするのはダメ。
あくまでも個人的な意見ですが、この2つが非常に大切かな?と考えたりしています。