意外と根拠のない数字を目にして生活している事が多いような気がします。
まあ、モノの値段も最初は原価や利益率などを考慮した数字を提示しているのでしょうけど、いつしか、同じようなものがそれより売れればよいや的な感じで最初に決めた値段を軸にどんどん下がっていったり。
運賃にしてもそうですが、宅急便は一つ1500円の配送料などがあるのですが、150円だったり、キロ7円だったり・・・
これって相場といわれるもので、結局は元の値段から決まっていったものではあるのでしょうけど。
本来の値段じゃないような気がしないでもないですし。
値段以外でも、犯罪に対しての懲役年数などもそうですが、これも前例に基づいたもので決められていると聞いたことがあります。
刑の重さは前例で決まるというのも、根拠がありそうで根拠のない数字ではありまして。。
被害者が恐怖に耐え続けた時間=刑の重さではなくて、似たような犯罪=似たような刑の重さ・・・なんでしょうね。
保険会社の事故の示談でもそうですが、前例をもとにといった感じですね。
CMなどで、事故をしたお客様に代わってしっかりとフォローしますといっていますが、被害者の事に関しては触れていません。
まあ、会社なので利益をいかに出すかという部分が大切になるのはわかるのでしょうけど、なんだかね・・・という感じがします。
なので、保険を決めるときは、値段でしか決めませんし、値段競争しか出来なくなるのでしょうね。
私はよくわかりませんが、前例に基づいた判断のものに関しては、いずれAIにとって代わるというのは良くわかります。
前はこうだったから、みたいな感じで周りの状況関係なく自分の事だけ考えているような業務をしていると、良くないと改めて思いました。
とはいえ、弊社もこんな感じになっているときありますからね・・・。。
そんな時は、「お前の所は、面白くない会社だな!」と遠慮なくお叱りください。